ルアー釣りならスピニングリールで充分です。しかし、フライフィッシングは専用のフライリールが必要です。そして、落とし込み釣りではこのフライリールを使います。で、ボクは現在、このフライリールの扱いに四苦八苦しています。
ギア比は1対1
スピニングの場合、ギア比は3~4というのが一般的です。ですから、新しい道糸に交換するときは100~150mは簡単に巻くことができます。もちろん、ハンドルやギアが高速回転に対応していることもあったでしょう。しかし、フライリールは1です。遠投する機会はないし、遠くまで流す必然性もないので道糸は50mもあれば充分です。
しかし、1.5号の道糸を50m巻いたらどうなるでしょう? 下巻きししないとスプールの底の方にちょっとだけ道糸がある状態です。それでは、ハンドル一回転で巻ける量は少なくなります。だから、スプールいっぱいまで巻いておきたいのです。だから、たっぷりと下巻きをしておきたいのですが、これがなかなか大変なのです。巻いても巻いてもスプールいっぱいになりません。
機構は簡単
フライリールはギア比が1で、ドラグもストッパーもありません。もちろん、カウンターもありません。機構が簡単なのです。したがつて、料金は安いはずなのに、意外とそうでもありません。プラスチック製は安いものもありますが、アルミ合金だと20,000~30,000円するものも珍しくありません。材質にこだわっているのかもしれませんが、使う側からすれば錆びにくく耐久性が優れていればそれだけで充分なのです。
ドラグ搭載とか、ハンドルの左右切り替え機能付きとかも最近は登場しているようです。しかし、フライリールは簡単に指が届くからサミングは実にたやすく、置き竿にしない限りストッパーもドラグも不要です。
ただし、現在ボクが使用している安価なフライリールには大きな欠陥があります。スプールと本体との隙間に道糸が入り込んでしまうことです。もともと、太いフライラインを巻くためのものですから、1.5号という細い道糸を巻く事態を想定していないのでしょう。したがって、この点についてとやかくはいえず、今後のスキルアップに任せるしかないような気もしています。
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