落とし込みにはまってます

今年は春から落とし込み三昧

たまたまネットで福岡市内の釣り場を検索していたら、実に詳しく解説しているサイトに遭遇しました。市内で釣れる魚を細かく紹介し、それぞれの釣り方を説明しているのです。ただ、その管理人さんは落とし込み釣りの大ファンらしく、釣り方の大半は落とし込み釣りを中心にしていて、ボクも見事にはまってしまったのです。

たまたま手作りの竹竿(穂先はソリッド)を入手していて、ヤフオクでフライリールを買ってタックルは完備。で、早速デビューしたのが4月でした。場所はかもめ広場前(博多漁港)で、近くて足場は満点。夜釣りですからエサはアオムシです。そして、初めての落とし込み釣りでチヌをバラしたあと、60㎝オーバーのフッコがヒットしたのです。

有料駐車場に停める必要はありますが、かもめ広場前はトイレもあって足場は満点です。

落とし込み釣りのメリットはいくつかあります。羅列してみましょう。
1 仕掛けが簡単です。ウキが必要なく、ハリとガン玉があれば充分です。もちろん、ハリスを使えばスイベルも欠かせません。ボクはフロロカーボンを道糸にしているのでハリを直結すればよく、チモトにガン玉を打てば仕掛けの完成です。ただ、目印としてハリ上50㎝の位置にケミカルライトをセットしています。
2 マキエが必要なく、アオムシを50g準備すればいいので代金は500円前後です。秋になって夜でも小魚が活動するようになりましたが、春~夏は本命以外が食うことはなく、30gでも余ることがたびたびありました。
3 4~6月はチヌよりもフッコがヒットする確率が高く、今年は最大70㎝クラスが楽しませてくれました。また、かもめ広場前や須崎埠頭はキビレが多いことが判明しました。対して、箱崎埠頭はチヌがメインでした。
4 穂先で感じるアタリはウキとは異なる楽しさがありました。竿は3m前後と短いので、手元にダイレクトに伝わるアタリは迫力満点でした。もっとも、慣れないうちはアタリに対して手が勝手に反応して、明らかに早合わせしてしまい、何度もバラしてしまいました。

8月後半になるとスズキは10㎝前後のセイゴクラスがヒットするようになりました。

5月にたまたま出会ったベテランの落とし込み釣り師からはいろいろ教わりました。その人はエビ撒き釣りをやっていて、目の前で次々とメイタ~チヌを釣り上げ、ボクはすぐエビ生かしクーラーを買ったのです。ところが、昔からボクはモエビとの相性が悪く、いまだに1匹も釣り上げていません。

エサの問題はともかくとして、荒津オイルセンターでは揚油桟橋で何度もスズキをバラしたとか、足元の水深がないところではヘチにこだわる必要はないとか、ムシエサは頭を避けてハリを刺すとか、断片的ながらさまざまな情報を教えてくれました。釣り場に足を運ぶと見知らぬ人と出会い、その人から有力な情報をどっさりと仕入れられることもあります。釣り人はやっぱり現地に何度も足を運ぶことが大切なんだと思った次第です。

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