ホットサンドメーカーで焼いたギョウザです。羽根付きで焦げ目もついてますから、見た目も美味しそうでしょう?
釣りの途中に休憩したい!
当たり前だけど、釣りに行ったら釣りが最優先。あとのことはなおざりにされるのは当然だし、それを気にする釣り人などいません。食事もそうで、ただお腹が膨れればそれで充分だと思っていました。でも、この一年ほどで少しずつ考え方が変わってきました。
一つには、集中力が衰えたというのが大きな理由です。波止チヌの場合、よほどの群れに当たらない限り、一度の釣行で釣果は1、2匹というのが普通です。3匹釣れることなどめったにありません。5~6時間の釣りで本命のアタリは一、二度というわけですから、アタリがない状態のままでずっと集中していなければならないのです。
若くて元気な釣り人ならその間、ずっと集中していることができるでしょう。ボクもそう……だったかなあ?
でも、ミスターローガン(老眼)と呼ばれる世代になるとそうはいきません。合間に大休止を入れないと釣りを続けることができなくなっているのです。釣れねーな、もう帰ろうかという具合です。
そこで、食事という楽しみが浮上してきました。単に空腹を満たすだけではなく、そこに美味しいという魅力があれば休憩時間が楽しいものになってきます。というわけで、釣り道具に加えてコンロやコッフェル、水タンク、調味料などのクッキングツールが荷物の一部を占めるようになりました。
で、このところハマっているのがホットサンドメーカーです。最初は本来の使用目的に従ってホットサンドを作っていたのですが(これはこれで美味しいのですが)、ネットサーフィンをやっているうちにギョーザや肉まんを焼くと美味しいという情報を得ました。早速、試したところ、情報通り美味しくてすっかりトリコになってしまいました。ポン酢と和辛子は必携で、焦げつかないようにオリーブオイルも忘れません。
ホットサンドのレシピもいろいろ仕入れたので、次はなにを食べようかなあと楽しみにしているところです
不良品だったのか?
ボクは昔から磯の上でコーヒーを飲んだり、ラーメンを食べたりするのが好きで、長い間ホエーブスというガソリンコンロを使っていました。ホワイトガソリンを補充しなければならないのと、燃焼室を温めるため固形アルコールなどでプレヒートしないといけないのが難点ですが、頑丈でもうン十年も経つのにいまだに現役です。
しかし、カートリッジガス(DC缶)が登場してから主役はすっかりこちらに奪われてしまいました。消火してもすぐ再開できますから、とにかく便利なのです。
ただし、これにも弱点があります。カートリッジの販売店が限られていることです。予備を常にストックしていればいいのですが、なにしろ中身が見えません。どれくらい残っているかが分からないので、うっかりするとお湯一杯しか沸かせないことがあります。といって、深夜に開いているお店などありません。
その点、カセットボンベ(CB缶)なら24時間営業のスーパーで売っています。値段も安いのが嬉しい点です。かさばるので山に登るときは使えませんが、クルマが近くに停められる海ではもっぱらこればかりになりました。
ところがです。前回は正常に使えたそのコンロが、今回はまったく使えなかったのです。コップ一杯分の湯を沸かすのにえらく時間がかかると思ったら、いつの間にか火が消えていました。ボンベの中にはまだまだガスが残っているのに再点火できません。幸い、カートリッジガスも持参していたので事なきを得ましたが、持って帰って山の先輩に報告すると、彼も失敗したことがあるとのこと。炎が突然大きくなったり、点火しなくなったりしたので国産メーカーに買い替えたそうなのです。
それを聞いてすぐイワタニを購入した次第です。
適当にサビも出て貫禄がついてきたのですが、安定してガスが出ない以上、もう使えません。不燃物ゴミに納まってもらいました。
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